写真及びへなちょこショートショート


by shichirio
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天才少年

「出来た!!
とうとうタイムマシンができたぞ」
11歳の少年が叫んだ。
「おめでとうございます。博士。
あなたは、なんて天才なんだ。ウルトラコンピュータを駆使し、とうとう時限の解明を果たし出来上がりましたね。」
わずか、3年で作り上げるとは、並大抵の頭脳ではありませんね。
すばらしい。」
スタッフ全員が喜びあい、そしてその少年を褒め称えた。
「そうだな。取りかかった頃は、まだ8歳だったな。アインシュタインの相対性理論を大幅に改善し見事な方式を発見、このウルトラコンピュータとともに、計算した結果だ。」
「しかし、問題がある。
過去に戻れるが、未来への道のりが発見できていない。
過去に何があるのかで未来が変化してしまう。つまり、過去の連続点が未来を創っているので、連続ができない未来には行けないのだ。明日、明後日などへもその変化が無数に存在するため行くことができないのだ。したがって、運命はだれも知り得ないことになる。」
「なるほど。しかし、過去への旅行ができるようになったのは博士のその頭脳のおかげです。」
「それでは、まず私が過去に行ってみよう。」
その少年は、タイムマシンに乗り込んだ。
ウーーーン タイムマシンはその場から消え去った。
「とうとう過去に着いたぞ。」
そこは、数十年前の小学校。
「だれだね、君は転校生だね。11歳かそれなら5年生の学級に行きたまえ。」
恐る恐る教室に入ってみると。黒板には見たこともない算数の問題。
先生「さあ、誰か出来る人はいませんか? ああ、君前に出てやってみなさい」
少年は、黒板の前に立ったが、難しすぎて答えを書くことができない。
先生「こんな簡単な割り算ができないなんて・・廊下に立ってなさい!!」
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by shichirio | 2011-01-22 13:56